福西養蜂所

モザンビークをうっすーく紹介します。

農業隊員強し。

 

前回の更新から、すっかりと更新が滞ってしまい再び更新。先日、農業系の先輩隊員が配属先の学校を訪問してくれました。

 

我が校は広大な土地に生徒数140名と小規模校なこともあり、土地があり余っています。あまりにも広くて手入れを仕切れないので、たまに囚人の皆さんが学校にやってきて草刈りを手伝ってくれるほど(モザンビークじゃあるあるみたい)。

 

そんな我が校には畑がありまして、農業の先生と当番の生徒(有志の生徒もいる)が野菜を育てています。

 

せっかくなので先輩隊員にも畑をみてもらうことに。

早速、近くにいた生徒たちを集めて、木炭をすりつぶしていきます。

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すりつぶした木炭と土を混ぜ、その上に苗を植えると吸水力が高まり、苗の育ちが早くなるそう。

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今回は畑の半分にだけ炭をいれ、もう半分はいつも通りの植え方にしました。経過を観察して、「よかったら続けてね」という先輩隊員からのメッセージ。学校にきてわずか1時間で技術を伝えてしまうあたり、かっこよかった。

美味しく育ちますように。

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終わらない成績処理、目指せペーパーレス化。

2月から年度が始まるモザンビークでは、もうすぐ2学期が終わろうとしています。期末テストも終わり、寄宿生の生徒達も今週末には家族の元に帰ることがでます。校内は休みに向けて浮き足立っている感じ。

 

ただ、学期末に待っているのが成績処理。。。

体育には筆記試験がなく、人数も少ないので成績を出すのに大した手間もかかりません。問題はその後…。教員が集まって手書きで全員分の成績表を記入していきます。手書きで。

 

これが本当に時間がかかる。いや、同じことを日本人と一緒にやったら手書きといえども1日で終わらせることができる仕事量。そもそもパソコンを使ったら1時間以内で終わる作業。

だがしかし、ここはモザンビーク。30分も作業をしたら、それ以上の休憩を取るので一向に仕事が終わらない。。。しかも、暗算で余裕でしょって計算を電卓でやって間違えるし、、、。1学期末の成績処理は大変だった。

 

今学期も火曜日から成績処理が始まってるけど、まだ終わってない、、。

 

これは、もうペーパーレス化を図るべきだと思って、先日ちらっとパソコンを使ったら?と上司に投げかけてみた。

以前同じことを他の同僚に言った時は、だってパソコンがないからって言われたけど、今回はエクセルの入ったパソコンが2台あることを確認している。

これでもう、パソコンがないからは言わせないぞと思っていたら、上司から衝撃の「使い方がわからない」発言、、、。

なんなら、手計算で出した成績を1つ1つエクセルに打ち込んでたそう。究極の2度手間です、それは (; ̄◇ ̄)┘、、、、

 

ということで、今回の成績処理では同僚達にエクセルの使い方を教えながらやっていくことに。みんな、最初はパソコンを使うことに異常な拒否反応をおこすけど、使ってみるとオートサムに感動する。

 

ボランティアとは、魚を捕ってあげることじゃなくて、捕り方を教えることだ!みたいな名言を思い出しながら、今日も成績処理に励みたいと思います。

 

果たして今週中に成績処理を終わらせることができるのか。

 

写真は先日、折り紙教室をした時の生徒達。かわいすぎる。

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ガザ州の歩き方

先週末は家のあるマシア(Macia)からビレーニ(Bilene)まで7時間半かけて歩いてきました。シャパ(乗合バス)で行くと40分ぐらいで着きます。

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別にセンチメンタルな気分になったわけでもなく、何かたいそれた目的があったわけでもなく、ただ歩きたかったから歩いただけです。

 

誰かのためとか、何かのためとかじゃなくて、ただ歩くのって本当に大切な時間で、グルグルぐるぐるグルグル考えたりもするけど、身体中を血液が勢いよく巡ってるから全然マイナスな思考にならないもの。世の悩める人達には歩くことをオススメしたい思うし、いつかこの思いを綴った”モザンビークの歩き方”という本でも出したいと思う。

 

そんないつの日か来るであろう出版に先立って、今回は”ガザ州の歩き方”を紹介したいと思います。

 

 

ウォーミングアップの啓蒙活動 

日本人にとっては、運動をする前にウォーミングアップをすることが大切なのは周知されているが、モザンビークで自主的にウォーミングアップをする人なんてほとんどいない。だから、積極的にストレッチを行ってウォーミングアップの啓蒙活動。お姉さんが真似してくれました。

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ゴミ投棄場

首都のマプトにはゴミ処理場があるのだが、地方都市のマシアにはそんなものはない。だから、ゴミは家の前で燃やしたり、道端に捨てたりするのが一般的。でも、街中の浄化能力には限界があるので、集落と集落の間に(不法?)投棄場があったりする。ビンもカンも全部一緒に捨てられている。 すごく臭い。f:id:curo32:20190805160832j:plain

 

 

売ってるフルーツの移り変わり

道端には、フルーツ等の無人販売所があるけど、マシアに近いところではマラクジャ(パッションフルーツみたいなやつ)が多く売っていて、海に近づく程にココナッツの皮を乾燥させたものが置いてある販売所が増えていく。疲れが出る後半にマラクジャを買おうと思ったら、どこにも売ってなかった。。どこでもなんでも手に入るわけじゃない、これが普通。

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街路樹にしみじみ

道端には、フルーツが自生しているので栄養を補給することが可能。ただ、この柑橘系っぽい果実は全然美味しくなかった。日本の街路樹も元々は道行く人々の休憩場所や栄養補給の場所だったんだとか思ってしみじみしたりするのもいい。

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突如現れる中国の国旗

途中の集落に中国の国旗が描かれた家やバラッカ(売店)を見かけたので、住民に理由を尋ねてみる。昔、たくさんの中国人がやって来てマシアからビレーニへの道を作り、家を建て、電気を通し、電波塔を建てていったそう。今はもう中国人は住んでいないけど、その頃に作られた建物には中国の国旗が描かれているそうだ。きっと、これらの開発も中国からの融資で行われたものではなんだろうと想像しながら歩いていると、初対面の我々に「お金をちょうだい」と平気な顔で言ってくる支援慣れしたモザンビーク人。果たしてモザンビークは巨額な借入金を完済することができるのか。かんさい人としては気になるところ。

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そんなこんなであっという間の7時間半でした。帰りはもちろんシャパで。40分で帰れてしまった。文明の力ってのは本当にすごい。

 

歩いた甲斐あって、この日の海は透き通ってて綺麗だった。。。みなさま、モザンビーク(ガザ州)へおいでやす。

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公用語がポルトガル語の国で通訳(ポルトガル人に)

今日はポルトガル人ボランティアのティアゴと、マリアナが学校に遊びに来てくれました。ボールと縄跳びを持ってきて、生徒達と遊んでくれた2人。サッカーをしたり、バレーをしたり、生徒達は大喜び。

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ちなみに、うちの生徒の3割程は聴覚障がいがあって、手話でコミュニケーションを取ります。モザンビーク公用語ポルトガル語なので言語の面では不自由していないポルトガル人の2人ですが、今回ばかりはコミュニケーションに手こずったようで…。

…私の手話能力が光りました。

いつも「言語ができない奴!」って困った顔されがちなのになんなんだろう、この頼りにされている感覚。以前、日本語⇆ポルトガル語のなんちゃって通訳した時にも感じたけど、すっごくい気持ちがいい。笑

 

生徒達も最初こそ遠慮してたものの、分かりやすい手話(もはやジェスチャー)や、筆談でコミュニケーションを図っていました。聞こえる生徒達もポルトガル語⇆手話の通訳で間に入ったり、なんかいい時間でした。

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手話教室。ディアゴポルトガルで使われてる簡単な手話を知っているようで、モザンビーク手話との違いを教えてくれました。

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素敵な時間だったけど、悲しいことが1つ。2人が持ってきてくれた縄跳びが2本なくなってしまいました。物がなくなるはずのない空間で。「もともと寄付するつもりだったからいいんだよ」と彼ら言ってくれるものの、誰かがコッソリ持って帰ったのは間違いないみたいで…。いろんな人がモノを寄付してくれるのはありがたいけど、なくなったらまた誰かが持ってきてくれるだろうみたいな、モノを大切に扱わない姿勢には今後の課題を感じます。

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ポルトガル人ボランティアの活動見学 -Jardin Infantil-

先日、学校内で見知らぬ外国人2人が歩いていたので話しかけてみると、ポルトガルからのボランティアでした。近くの保育園で長期休暇を利用した1ヶ月間のボランティアをしてるとのこと(2人とも社会人)

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しかも、男性の方(ティアゴ)は体育の教員。これはいい出会い!!と思って、今日はその彼がボランティアをする保育園の活動を見学しに行ってきました。

 

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Jardin Infantil。キリスト教系の保育園で、教会の真向かいにあります。ちなみに、隣は警察署。ポルトガル人の2人もクリスチャンで、その繋がりでモザンビークの保育園を選んだのだとか。

 

ティアゴの授業では、色付きの図形の中から指定された色と形に該当するものを見つけるゲームをしたり、モザンビーク人大好きのサッカーをしたり、、。意外だったのは、公用語ポルトガル語よりも現地語のシャンガナ語を話す人が多い街なのに、5歳の子ども達がポルトガル語をしっかりと理解していたこと。

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その他にも、ビーズで十字架のアクセサリーを作る時間た、キリスト教のお話の時間があったり。教育にもかなり力を入れている印象を受けました。

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園内には遊具もあって、かなり恵まれている。

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クリスチャンが多い任地のマシアには、他にもキリスト系列の施設や学校が点在してて、どこも公立の学校より、綺麗な所が多い。しかも、ほとんど寄付で運営が成り立っています。こういう所には最近になってクラウドファンディングが注目されている日本との違いを感じます。まぁ、日本ではその分?公立の施設が充実しているのでそれはそれでいいのですが。

 

 

Lensinho caio na mão

先日の体育はプローバ(テスト)だったので、今日は伝承遊びの時間でした。

”Lensinho caio na mão” っていう、日本で言うハンカチ落としみたいなゲーム。

 

”レンシーニョ、レンシーニョ(レンシーニョ)、カイーウナマオン(ナマオン)”って歌いながらレンシーニョ(シーツ)を座っている人の後ろに落として、落とされた人は落とした人を追いかけるっていうゲーム。鬼にタッチされた人は輪の中に入らなければならない(日本でいうぼっとん便)。

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これがLensinho caio na mão

ハンカチ落としとの違いは、一度輪の中に入った人は交代しないでずっと居続けなければならないこと。だから、後半になるとちょっと疲れてくる。笑

 

最近、体育の授業では障がいのある子もない子も参加できるようにはどうしようとか考えて、試みがことごとく失敗してたけど、こんな簡単な伝承遊びが意外とみんな参加できて、その上盛り上がってよかったり、、、。モザンビークに来て、もう半年が経つけど、わからないことばかりです。

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授業の終わりに生徒達が教えてくれたよくわからない遊び

 

”Taça Embaixador do Japão de JUDO ” ー大使杯ー

先週末は予定がなかったので、急遽柔道の試合をみに上京することに。金曜日の授業が終わってから、シャパ(バス)に乗りこみ首都マプトへ。

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”Taça Embaixador do Japão de JUDO ”。モザンビークでも合気道を続けるほどの武道好き日本大使が主宰するきもいりの大会。試合だけではなく、柔道、弓道、空手、剣道、居合道合気道それぞれの演武もあり、幅広く日本の武道に親しむことができます。

 

 

今回は観戦のための上京だったのが、前日の軽量に行くとなんと出場できることに。しかも柔術着で。ここらへんの緩さはモザンビーク最高です。軽量を行うも、同等の階級の選手がいないのでオープンクラスに参加することに。

 

大会当日、会場には200名ほどの子ども達が。月謝を払って通う柔道クラブだけではなく、孤児院等でも柔道の指導が行われているので、モザンビークには子どもを中心にかなりの柔道人口がいるそうです(ただし、首都マプトに限る)。

 

モザンビーク国歌の後に日本国歌を歌い、日本語で準備体操をして、いざ試合へ!

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前半は子ども達の試合でした。みんな真剣。そして、ちゃんと礼ができている。

 

 

昼は各武道の演武。日本人が大活躍でした。

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午後からはいよいよ自分の試合。たぶん15年ぶりぐらいの柔道の試合。なかなか緊張。

初戦は、今度の世界選手権に出場が決まってるモザンの代表選手。小柄な相手だし、組んだ感じもいけるなこれは!と思ってたら、内股をスカされて華麗な一本負け

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2試合目。身長は一緒ぐらいだけど、高校生が相手。バックをとって送り襟締めで一本勝ち。

 

さあ、残りの3試合で巻き返そう!!と思ってたら、なんと表彰式。時間の都合か何かわかんないけど、試合数が少なくなってしまったよう。

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なんだかんだメダルをもらえるのは嬉しいもの。そして、他の日本人が応援にも来てくれていたのも本当に嬉しかった。来年も大使杯は開催されるであろうので、優勝目指してストレッチから頑張りたいと思います。

 

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